モラ夫と過ごす年末年始
明けましておめでとうございます。
お焚き上げ、順調に進んでいます。
ひと記事書く毎に気持ちが軽くなりますね。
さて新年。
お正月といえば里帰りです。
モラ夫、独身の頃はお正月といえどもめったに帰省していませんでした。
結婚してからは私から両実家に顔を出そうと提案し、帰省し始めました。
どちらの実家も移動距離は同じ位。
最初の頃は元旦に両実家をハシゴしていました。
お昼ごはんがモラ夫実家なら夜は私の実家。
だいたい均等な時間でした。
元来モラ夫は人に気を遣うことが苦手です。
私の実家でも居心地悪そうにずっとスマホ弄ってました。
私の両親が話しかけても最低限の返事のみで馴染む気は一切なし。食事が終わった途端に「早く帰りたい」と言いだし、平均2時間の滞在。
モラ夫実家でもだいたい一緒で、ずっとスマホ。
合間で甥姪の相手。
それなのに滞在時間は年々増え、1泊するようになっていきました。
私の両親はモラ夫と仲良くしたいと言っていたので、私の実家とも仲良くする努力をしてほしいと申し出たところ「お前の実家に馴染む気はない」「正直行きたくない。疲れる」「義務だと思って行ってる。2時間が限界」等々、唖然とする発言のオンパレード。
モラ夫にとっての結婚って夫と妻、2人だけの結びつきなんです。
私にとっての結婚って、それに加えてお互いの実家や親戚も含めて家族が増えることでした。お互いの義実家を尊重したいと思っていたのでモラ夫の感覚への違和感は大きかったです。
モラ夫、自分の実家は大切に思っていますが、大事には扱えません。変わりに「嫁」が自分の実家を尊重すれば自分の義務は果たせると考えていたように思います。
「嫁」の実家とは家族になったつもりもないので付き合い自体が煩わしいのです。
同棲の許しを得るまでは私の両親にも愛想を振りまいていました。
結婚したとたん、それはなくなりました。
結婚イコール自分の所有物になったからです。
自分のモノは自分でなく「嫁」がメンテナンスするのです。
義実家に行くこと自体は楽しかったです。
みなさん、良くしてくれました。
でもモラ夫の不平等な時間の割り振り。
モラ夫の一存ですべてのスケジュールが決められ、口を挟むことはできない。
同棲初日に「平等でいたい」と言われたことを忘れられませんでした。
「平等」ってなんだろう。
その想いが強く感じられてモヤモヤが晴れない、お正月の思い出のお話でした。