モラ夫と離婚したアラフォーOLの人生立て直し計画

モラハラ夫と離婚したアラフォーOLが人生の立て直しを試みる日々の記録。モラ夫と別れてからもモラ夫への恨みつらみが晴れないアラフォーOLのお焚き上げ兼回顧録。

オレのモノはオレのモノ。オマエのモノもオレのモノ。

モラ夫のことです。

モラ夫、昔からよく家族の自慢をしてきました。
ウチのオヤジは年収がいくらで~ とか
ウチのオカンは働き者で~ とか

そんな素晴らしい家族を持つオレは素晴らしい人間である。
という方程式です。
人の褌で相撲を取るんです。

モラ夫と出会う前の私、そういう輩が苦手でした。
オレ、○○大学(東京六大学のひとつ。田舎在住の人間にはかなりのステータス)出身なんだ~ 
とかいう人間はそういう発言の時点でアウト。

だったのに。アウト判定が何故できなかったのか。

それはやはり「結婚」が視野にあったから。
結婚は当人同士だけの問題じゃなくて家族同士のかかわりが大きい。
ダメおやじが舅になったり厄介な姑がいたりする友人、たくさん見てきました。

家族に目立った難がない。
これはかなりのプラスポイントに映ったんです。

モラ夫の発言を聞いていると、あたかも父母を尊敬しているように感じました。
だからか、人の褌で相撲を取っていることに気付けなかったんです。

モラ夫にとって家族とは、自分をよく見せるためのアイテム。
当然、結婚したら妻もそうならなければなりません。

でも私はモラ夫の目論見通りの良き妻にはなれませんでした。

リーマンショックのあおりを受けて、再就職もうまくはいかず
契約社員で地味な事務職に就いたので、
当然のことながらモラ夫と出会った時より収入は落ちました。

共働きが前提で生活を始めたので、私としては五分五分とはいかないまでも
家事を分担するつもりでしたが、モラ夫はこれも不満。
自分の母親のように毎日4時間睡眠で家事も仕事もバリバリこなすこと
これが、モラ夫の求める「良き妻」。
そんな妻がいるのは俺が素晴らしい人間だからである。

これがモラ夫の描いたモラ家庭だったのかなと思っています。