モラ夫と離婚したアラフォーOLの人生立て直し計画

モラハラ夫と離婚したアラフォーOLが人生の立て直しを試みる日々の記録。モラ夫と別れてからもモラ夫への恨みつらみが晴れないアラフォーOLのお焚き上げ兼回顧録。

モラハラという概念を知らなかった頃の話。

私が結婚していたモラ夫は、モラ夫といえども大人しめなモラハラで、
結婚していてたころはまだモラハラの知識もなく、世間でもモラハラというものの認知度も低かったので家事と仕事の両立が上手くできない自分がダメなんだと思っていました。というかそう、思わされていました。モラ夫に。そして当時の世間的にも。

結婚してから、既婚の友人たちと各自の夫の愚痴を言い合う機会がよくありました。
モラハラ傾向の高い旦那さん達多かったんです。
みんなの話に「わかるー!」って思いました。心から。
そのうち気づいたんです。
Aちゃんの旦那さんの愚痴
Bちゃんの旦那さんの愚痴
Cちゃんの旦那さんの愚痴
みんな違うんです。
みんながみんな、「わかるー!」状態ではなかったんです。
私だけ、どの愚痴も「わかるー!」状態なんです。
どの旦那さんも愚痴の対象となる事柄は1種類か2種類。
私だけ、ALLジャンル「わかるー!」状態なんです。

うちの夫、やばいんじゃないか?
徐々に思い出した頃、DVの気配漂う旦那さんと結婚した大学時代の友人と久しぶりに会いました。
この夫婦の話はまた別の機会に語りますが、
この友人の旦那さんが、私の周辺ではトップのクズ夫です。
ひとしきりお互いの夫の愚痴を言い合いました。
私たちの夫ってすごく似てるよねってい言い合いました。
お互いに、自分の夫よりダメな夫の存在を初めて認識して、ヘンな話ですがホッとしたんです。

あの子も頑張ってる。私も頑張ろうって。

お互い、辛いことは時々愚痴を言い合って、頑張って結婚生活続けていこうねって。旦那のおかげで不自由なく生活できるんだしって。


今の自分からは考えられない思考回路です。

10年位前です。
当時はDVのニュースは目にしましたがモラルハラスメントはそこまで話題になっていませんでした。

離婚した今ははっきりと、私はモラルハラスメントを受けていたんだと断言できます。違和感を感じたところでさっさと逃げれば良かったと。