モラ夫と離婚したアラフォーOLの人生立て直し計画

モラハラ夫と離婚したアラフォーOLが人生の立て直しを試みる日々の記録。モラ夫と別れてからもモラ夫への恨みつらみが晴れないアラフォーOLのお焚き上げ兼回顧録。

モラ夫の主張する「優しさ」について

モラ夫は自分のことを「女には優しい」と考えていました。
その乏しい根拠の一つが
女性と並んで歩くときは自分が歩道側を歩く

というものでした。
ですが、並んで歩いていても重い荷物を持ってくれたりはしないのです。
自分の物は自分で持て。俺は優しい男だが女を甘やかしたりはしない。

これがモラ夫の主張でした。

歩道側を歩くのは労力がいらず、荷物を持つのは労力がいる。
モラ夫は自分の損得で動きます。
優しさを演出するのに都合がよいことだけ行いました。

そのくせ、カバンを持ちたくない時などは私のバッグに財布を入れるのです。
「信頼しているから預ける」と言っていましたが
二人分の財布を持つのは地味に嫌でした。
心配性なので気が抜けないのです。
スリにあわないか、バッグを置き忘れたりしないか。
その心配が普段の倍です。

断ると「それぐらいしてくれよ!」と怒るのです。
モラ夫は「それぐらいいいだろう!」というセリフを多用しました。
同じ事を私が頼んだ場合は聞き入れる事はなく、私が「それぐらい」と言うとこれまた怒りました。
自分が言われて嫌なことを人に言うな、というとしばらくはムッとして我慢しますが、いつの間にか元通り。
モラ夫には「刃向かわれた」という感情だけが残るようで、いつしかモラ夫の要求を黙って受け入れるようになっていきました。