内容証明郵便作成の苦労を振り返る
内容証明郵便。
初めて作成しました。
プロ(行政書士)に依頼したことはありました。
かつて住んでいた賃貸マンションの退去時に
法外な退去費用を請求されたときに。
なので、どんな雰囲気の物なのかはわかっていましたが
自分で作るとなるとどうしてよいのやらわかりませんでした。
内容は、インターネットで内容が近い人の文を参考にして、
弁護士さんと打ち合わせして添削もしてもらったので
比較的スムーズに出来上がりました。
作成も、Wordがあればすいーーっとできました。
第一の関門は郵便局です。
当時は毎日残業があったので窓口があいている時間に
郵便局に行くことが困難でした。
昼休みの外出も原則禁止の会社だったのがまたきつかった。
会社最寄りの郵便局、普段から混雑がすごいです。
なんとか、定時に帰れる日を作って郵便局に駆け込みました。
そこで発覚した落とし穴。
内容証明には字数制限があります。
1行20字以内、1枚26行以内
1行13字以内、1枚40行以内
1行26字以内、1枚20行以内
意気揚々とWordのページ設定を
文字数20、行数26行にして作成していました。
これで絶対安心!と思っていたところ
「一字多いです」と。
原因は…「句読点のぶら下げ」です。
句読点のぶら下げ … 句読点を文字の直後に配置する機能です。"、"や"。"が行頭にこないよう 文字間隔が詰められる為、文字数が多くなります。
初歩の初歩です。
が、普段文字数を意識して生活していないので
頭の片隅にもありませんでした。
この凡ミスで郵便局を2往復しました。
それと、当時私が使っていたパソコンのスペックが低すぎて
文書作成にものすごく時間がかかりました。
モラ夫の浮気の証拠を集めたり文書作成するの為に
お金がない中無理して買ったものだったので、どうしようもなかったのですが。
ちなみにそのパソコンの前に使っていたパソコンは
モラ夫と共用だったので証拠集めに使うにはリスクが高く使えなかったんです。
まぁ、別居と共にモラ夫が持ち去りましたけど。
モラ夫、共用パソコン以外にもパソコン持ってたんですけどね。
そしてプリンターも家になかったので
ポンコツパソコンで作成したものをPDFにしてコンビニで印刷していました。
なのでたかがA4の書類を3枚作るだけで大仕事でした。
PDFに変換するだけで30分とかかかってましたからね。。。
仕事終わりに作ったり手直ししたりして、夜中にコンビニに持ち込んで。
2回目に郵便局に持ち込むときは定時上がりができるチャンスがなかったので
昼休みにこっそり社外にでて郵便局の行列に並んで。
体力的にはこのころが一番つらかったですね。
設備が整っている人はこの辺の苦労はないでしょうが
取るものもとりあえずモラ夫から逃げた人はこのあたりは
工夫が必要かもです。
お金があれば迷わずプロにお願いしましょう。