モラ夫との生活。結婚前後の変化。
モラ夫とは結局入籍前に2年ほど同棲生活を送りました。
モラ夫の主張は
「結婚前の同棲は重要。結婚してからお互いの価値観や生活習慣の違いが受け入れられなくて離婚になることもある。まずは一緒に生活できるか試したい」というものでした。
後から考えればモラ夫はただ単に同棲がしたかっただけなのです。
しかし私は田舎のアラサー。結婚が見えない同棲は最初からNGでした。
なので結婚をエサに同棲に持ち込もうというのがモラ夫の考えです。
それが見えなかったわけではなかったですが、そうはいっても結婚したら変わるに違いない。そう、思っていました。
結論から言えば結婚したら変わりました。
より一層、何もしなくなりました。
モラ夫にとって
彼女⇒テリトリー外にいる外部の人間
同棲中の彼女⇒自分のテリトリー内にいる外部の人間
妻⇒自分のテリトリーにいる自分の所有物
このようなカテゴリーがあったように思います。
「旦那さんてどんな人?」と聞かれたとき、冗談半分で
「ジャイアンみたいな人間」と、よく答えていました。
「俺のものは俺のもの。お前のものも俺のもの。」理論です。
※本物のジャイアンはのび太を助けるときにこのセリフが出ますので意味合いとしては真逆です。ジャイアンの名誉の為。
なんでも自分のものにしたいんです。
なので自分のものにするまではターゲットを大切に扱いますが
いざ自分のものになった!と思ったらもう大切には扱いません。
結婚前にした約束を守らないこと、
同棲中は多少の罪悪感もあったようですが結婚後はそれもなくなりました。
家事は嫁の仕事だからです。(モラ夫理論)
同棲中は自分も家事をする必要があることは理解したが
結婚したので家事はすべて嫁がすべき。
男は仕事さえしていればよい、との主張。昭和の価値観です。
それならばモラ夫の収入でやりくりして私は専業主婦になろうか?との提案は却下。イマドキは女もバリバリ働くものである、との主張。平成の価値観です。
モラ夫、頭の回転は無駄に早いので矛盾する2つの価値観を巧みに使い分け自分にだけ都合のよい話を展開します。
そのうちこれは議論にならない…と私が諦めて仕事と家事を両立する日々が続いていきました。