モラ夫の考える平等の話
同棲の決め手がモラ夫の「養ってやる」だったので
一緒に暮らすに当たっての役割分担は
モラ夫が金銭面を多めに負担
私が家事労働を多めに負担
だと思っていたのですが、同棲初日。
モラ夫から
「平等でいたいから、生活費は折半にしよう」
との発言が。
当時、モラ夫は私の3倍近い稼ぎがありました。
正直驚きました。が、まだ入籍前。
家計を分けていたい気持ちも分かると思い
「わかった。では家事労働も均等にしよう」
と返事をしました。
それに対してモラ夫「それはできない」
意味がわかりませんでした。
「俺は家事はできない」「家事は女の仕事だ」
などと言われました。
ますます意味がわかりませんでした。
「生活費折半で家事労働すべて私が負担するのがあなたの考える『平等』なの??」
と聞いたところで初めて自分の発言の矛盾点に気付いた様子のモラ夫。
しかし家事は女の仕事。という主張は変わりませんでした。『平等』という言葉で自分の負担だけを軽くするのが狙いで、モラ夫は『平等でいたい』などとは全く思っていなかったからです。
モラ夫は弁が立つタイプの人間なので簡単に私を丸め込めると思っていたのはわかっていました。
結局生活費は7対3でモラ夫が多く負担
家事はモラ夫が皿洗いとゴミ出し、残りは私が負担
という話で落ち着きました。
お分かりかと想いますが、全く平等ではありません。これ以上は話し合いにならなかったんです。
この頃はまだ、生活していくうちに変わっていってくれるだろうという甘い期待がありました。
フルタイムで仕事をして2人分の家事をこなしていたら徐々に手伝ってくれるようになる、というかそのように先導していこう、と思っての落としどころでした。